ピルの効果が弱まってしまうのはどのような場合でしょう
強まる薬もありますか
(弱まる場合)
嘔吐 ピルを服用後2時間以内に嘔吐してしまった場合速やかにもう1錠を服用しましょう。
しかし下痢や嘔吐そのものがピルの効果に影響を与えることはありません。
その他、特別な例外を除き、薬の服用によりピルの効果が弱められることはありません。
特別な例外となる薬には以下のようなものがあります。これらの薬剤を服用して いる、または最近まで服用していた方は医師に申し出てください。その中で割合良く使われている薬は、水虫治療薬(グルセオフルビン)と
抗結核菌抗生物質です。これらの薬を長期間服用している 場合は避妊の効果が低下する恐れがあり、他の避妊法を 併用する必要があります。 抗痙攣薬(抗てんかん剤、躁状態治療薬、バルビツール系催眠剤)の服用者も
避妊の効果が低下するため服用できません。
(強まる場合)
気管支拡張剤(気管支喘息の薬)、免疫抑制剤などのある種のものはピルに 含まれる女性ホルモンの働きを強めて好ましくない結果をもたらすことがあり、
特別な配慮が必要です。