当院では1952年より皆様にご利用いただいてまいりましたお産の取り扱いを2006年 5月をもちまして終了させていただきました。生まれた赤ちゃんが成長、成人され、親子に
わたって出産のお手伝いをするという感激の出産にも多数恵まれました。産科医冥利につきる とは真にこのことでしょう。長年にわたりのご利用ありがとうございました。
産婦人科の一般外来診療はこれからも従来どうり続けてまいりますので、従前同様ご利用いた だきますよう宜しくお願い申し上げます。 妊婦様につきましては妊娠中の健診、お世話の部分を当院がお引き受けし、出産につき
ましては分娩取り扱い医療機関にお願いするというかたちになりましたので何卒ご了承下さい。
分娩取り扱い医療機関の紹介をいたします
分娩取り扱い医療機関につきましては、当院から各院の情報を提供し選択いただいた上分娩 予約の便宜をおはかりすること、各人でご検討いただき予約をしていただくこと、実家へ
帰って出産する帰省分娩のいずれの方法も可能です。 正常な経過の妊婦さんは、通院に都合も良く、待時間も短い当院で妊婦健診をお続けいただく のが賢明と考えます。最近、各病院での妊婦検診の待ち時間が異常にかかるとのお申し出が数多く
届いております。 分娩施設への紹介転院はご希望のあり次第、何時の時点からでも可能です。遠慮なくお申し付け 下さい。分娩医療機関の方針にもよりますが、一般的には妊娠9ヶ月32週ころからは分娩機関
での健診をお受けいただきますようおすすめいたします。妊娠経過、諸検査結果などの情報の 引継ぎは漏れなく実施いたしますのでご安心下さい。 妊娠経過中に突発する異常につきましても迅速に分娩取り扱い医療機関と連絡をとりながら適切に
対応するよう日ごろ心がけております。
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いま受診中の貴女、体にもし困った症状が突然起ったら、遠慮なく電話してください。たとえば突然の多量の出血、突然の強力な腹痛や気分の悪さ、頻繁なお腹の張りなど。時間を問わず相談に応じ、必要があれば診察を受けていただきます。
私は、困った患者さんからの相談、診察依頼には万難を排し応ずることをモットーとしていますのでお気遣いはいりません。しかし、異常を感じながら時間外や深夜まで放置して診療時間でないところで相談をしてこられる姿勢にはいささか違和感を禁じえません。
また、当院は救急指定の医療機関ではありません。従いまして私が院内にいない場合には診療に応需できない場合もあることをご理解下さい。そのような場合、症状が強く、時間的に待てない場合には、時間を無駄にすることなく分娩予約がおすみの妊婦さんは予約機関にご連絡下さい。予約がおすみでない妊婦さんは診療可能な医療機関、又は救急車の利用をお奨めいたします。疾病によっては一刻を争う場合もあることを忘れないで下さい。
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