はれの結婚式、お友達との楽しい旅行や海水浴、大切な試験等など、生理と重なってしまうのはわずらわしいことですね。何とか重ならないようにと考えるのはごく自然なことだと思います。
ご安心下さい。ちゃんとはずすことが出来ます。
多くの場合、女性ホルモンの薬を数日のんでいただくだけでうまくはずせます。
恐ろしい副作用はありませんか
使われる薬は生理不順や不正出血の治療薬として普段使われているもので、服用する量もわずか、期間も短期間です。日ごろ健康な方は全く心配いりません。
しかし慎重であるにこしたことはありません。持病のある方、特に血液や血管の病気、普段から非常に強い頭痛のある方はお申し出下さい。
いつ薬をもらいに行けばよろしいか
行事の予定が決まっているのであれば出来るだけ早いほうが確実です。早くに来ていただいて行事の前に生理が終った状態にしておくのが圧倒的に爽快です。そのためには行事の始まる二週間前までに来ていただくのが確実です。
直前まで予定が立たなかった場合でも、生理がくると予測される五日前までにおいでになれば生理が来るのを行事の期間とめておく方法が取れます。
その後の生理はどうなりますか
今回変更した生理を基準にして次の生理が来ることになります。以前からの生理の時期は変更されます。薬をのむことによって何か体に変化がおこりますか?
成人された女性であればほとんどの方は無症状です。まれに吐き気、胸の張りを感じる方がおられますがいずれも軽く、服用を続けて差し支えありません。
十代それも初め、中ごろの方では体が未成熟なため、吐き気が強く出る場合があります。対処の仕方がありますのでお申し出下さい。